— 受験勉強はいつから始めましたか?
本格的にはじめたのは、ソフトボール部を引退した3年生の6月です。
部活ではキャプテンを務めていたため、練習メニューなど考えることが多く、部活のことしか頭にありませんでした。
そのため、自宅学習はほぼゼロ。
その分、学校の授業中に内容を完璧に理解し、部活が休みになる定期テスト前だけはしっかり勉強するようにしていました。私の学校では、数学のテストで上位1割に入ると校章をモチーフにした通称「πシール」をもらえる制度があり、それも勉強するモチベーションとなっていました。
— なぜ志信館を選んだのですか?
質問のしやすさと、自習室の環境が良かったからです。それまで他の塾に通っていたのですが、なかなか質問ができず、質問をしてもうまく答えていただけませんでした。しかし、友人から紹介を受け、志信館の体験に来て質問をしてみると、先生方がとてもていねいに対応してくださいました。
志信館の自習室の机は広く、マイデスク制なのでテキストを置いておくこともできます。センター試験の過去問は一冊ずつがとても重いのですが、自分のデスクにテキストを置いておけたため、毎日全教科を勉強できました。
— 部活との両立はどのようにしていたのですか?
正直、部活との両立はできていませんでした。周りは春休みごろから本格的に勉強していましたが、自分は始めていなかったため、とても焦りました。
しかしその分、部活が終わってから受験勉強へのスイッチはすんなり切り替えることができたと思います。
— 受験勉強をするうえで大事にしていたことはありますか?
おもに理系教科の話になりますが、一冊を完璧にする、ということです。
私は秋ごろから入試用の問題集と過去問を解き始めました。しかしそれまでは、物理は学校で配布された「セミナー」、
数学も「サクシード」しか手をつけていませんでした。
化学は「重要問題集」のみ。A問題に関しては、とりあえず2周し、それでも解けない問題だけ復習していました。
これらの3科目に共通するのは、「わかる」と「できる」は違うということ。
解けない問題があったときに、解答を見て理解したつもりでも、実際に自分で手を動かしてみると解けないという場合がよくあります。そのため、自分の手で解き、本当に理解できたかを確認することが大切だと思います。
— 志信館の講師/自習室はどうでしたか?
わからないところがあったとき、自分で考え、類題を調べ、他の教材も見て、それでもわからないところを質問していたのですが、志信館の先生方はいつもていねいに答えてくださいました。
また、阪大生の先生が多く、複数の方に各科目の時間配分などをお聞きできたのも良かったです。さまざまな意見を知ることで、自分に合ったやり方を取り入れることができました。
— 最後に、受験生に向けてのメッセージをお願いします。
やりきることが大切です。私は各科目、一つの問題集をこれでもかというくらい勉強しつくしました。結果はやりきったあとについてくるものだと思います。勉強している最中は、なかなか点数に結びつかないので焦ることもありますが、やりきったその瞬間は最高に気持ち良いです。受験勉強は苦しいことも多いと思いますが、ぜひ頑張ってください!